新たに導入したゴルフクラブアングル測定器を紹介します。
ゴルフギャレーヂ製ゴルフクラブアングル測定器最新モデルです。
ウッド。アイアン、パターをシャフト軸線基準でオリジナルロフト、リアルロフト、ライアングル、フェースアングル、フェースプログレッション、ソールアングルの測定が可能です。
レフティークラブも測れます。
良いゴルフクラブを製作するためにはパーツの事をきっちりと理解する事が需要です。
この測定器はかなり精密なヘッドスペックの測定が可能なため新たに導入しました。
当店ではどのようにしてヘッドを測定していくかを紹介します。
まずはウッドからです ヘッドの中心を決めて印をします
この位置を測定します
ボールを置いてみて印の位置を確認
ウッド用のロフト・フェースアングルゲージを装着します
クラブを浮かせた状態で挟みます
台の上にクラブを置きます
ロフト・フェースアングルゲージを中心点に合わせます
横から見て、赤い丸で囲んでいるベベルボックスに現状のライ角が表示されます
ウッドの場合、中心点からソールが左右均等になるのがライ角 画像右赤丸部分はソールに接していますが左赤丸部分は隙間があります
測定器のレバーをアップライト方向に動かすとソールが左右均等になりました この位置がこのクラブのライ角となります
上の画像は58.1°でしたがライ角を合わせると60.2°となりました
ライ角が決まり、次にロフト・フェースアングルゲージを上下、左右が均等になるようにフェースにあてます。
2つの赤丸が左右均等にあたるところがフェースアングルとなります 0.0°はスクエアです オープンかクローズかがわかります
2つの赤丸が上下均等にあたるところがロフト角です 専門的なお話になるのですがこの測定器はゲージをあてると、ロフト、フェースアングルが同時に測れる優れものです
フェース面にフェースプログレッション測定基盤をあてるとフェースプログレッションも測定できます
バーニアノギスになっており1/10mmで測定できます このクラブはFP18.8mm
次にアイアンの測定です アイアングルーブ・ロフト爪を装着します
アイアンを挟みます
アイアングルーブの水平爪をフェースにあてます
現状では爪と溝が水平になっていないので水平に合わせます
水平に合わせました これでライ角が決定です
このクラブのライ角は62.0°
次にロフト角は33.0°となります
アイアンのフェースプログレッション測定
アイアンはバウンス角も測定できます
とても頼りになる測定器です