使用機材

クラブ作りに使用している機材のご紹介

クラブ測定器(ゴルフギャレーヂ製)

 

シャフト軸基準でウッド、アイアン、パターすべて正確な測定が可能です。
当工房ではロフト、ライ角だけでなくフェース角、フェースプログレッション、ソールアングルなどクラブの性能を決める重要な数値を測定しています。

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センターフレックス測定器(ゴルフギャレーヂ製)

ゴルフギャレーヂ製

 センターフレックスとは反らせたシャフトが元に戻ろうとする力のことで、数値が大きいほど硬いシャフトということになります。
また同時にシャフトには360°方向すべて均一な力がかかっているのではなく、強い方向、弱い方向があり、その方向(スパイン)を調べることもおこないます。
シャフトの硬さを決める要素で良く使われるのに“振動数”がありますが、振動数だけで硬さを決めることはできないと考えています。
その理由は、振動数が同じ2種類のシャフトでも先調子、元調子のものでは元調子のシャフトのほうが硬く感じることがあり、実際に計測すると元調子の方がセンターフレックスが強いことがあるのです。
振動数とセンターフレックスを組み合わせて考えることで、お客様にぴったりのシャフトを選んでいます。

当店で定めた長さで測定

 当店で定めた長さで測定

真ん中のローラーにかかる荷重をセンサーが読み取ります

 真ん中のローラーにかかる荷重を
センサーが読み取ります

センターフレックス

 このクラブの「センターフレックス」は
4.34kgという事です

マルチシャフトアナライザー(ゴルフギャレーヂ製)

 

センターフレックス値、剛性値がシャフト軸周り方向すべてで測定でき直進性、扁平性、スパイン検出も可能。

重心アングル測定器(ゴルフギャレーヂ製)

重心アングル測定器

 

ウッド、アイアン、パターの重心アングル(つかまり具合い)をクラブのライ角に合わせて測定します。
プロトラクターが付いているため、大型ウッドヘッドも高精度に測定できます。
シャフトの真円性もチェックできる機材で、当店ではこのチェックを通ったシャフトのみを使用しております。

ダイヤルゲージのついた検査キット

ダイヤルゲージのついた検査キットで真円性、扁平性をチェックできます

デコボコしていないか

手で回転させてデコボコしていないかをゲージで見ることができます

 針が振れないほど真円に近い

針が振れないほど真円に近いという事です

 

ロフト・ライアングル調整器(ゴルフギャレーヂ製)

ロフト・ライアングル調整器

 チャッキング(締め付け)が強く、軟鉄鍛造もほとんど無傷に調整可能です。

3方向からしっかり固定

 3方向からしっかり固定する事で
正確な調整が可能です

ベンディングバー

 ベンディングバーを使って
慎重に曲げていきます

左がスタンダードバー、右がキャロウェイ用です

 左がスタンダードバー、
右がキャロウェイ用です

クラブ振動数計(フジクラ製)

クラブ振動数計

シャフトの硬さを示す振動数を計測します。数値が高い=硬いということになります。当工房ではシャフトメーカーも使用しているフジクラ製を採用し正確な測定を心がけています。

 スイング方向にあわせてセット

 スイング方向にあわせてセットします

グリップの固定に油圧機を採用

 この振動数系ではグリップの固定に
油圧機を採用しています

毎回一定の力で固定

 ボタンを押すと一定の圧が油圧に
よって加えられ、毎回一定の力で
固定されるので計測にムラがでません

バランス計(三光精衡所製)

バランス計(三光精衡所製)

 Z0~F0までのバランスが0.1ポイント単位で計測できます。

シャフト抜き機(ゴルフギャレーヂ製)

シャフト抜き機

シャフトを抜く機材です。

シャフトをつかむ力が強く最短の時間・最少の熱量で抜くことができるので、作業熱で劣化しやすいカーボンシャフトへのダメージを軽減することができます。

ヒートガンで熱を加えながらレバーを回します

 ヒートガンで熱を加えながらレバーを回します。

重心位置測定器(ゴルフギャレーヂ製

ウッド、アイアン、パターのヘッド単体のフェース

 ウッド、アイアン、パターのヘッド単体のフェース、
ソール面上の重心位置を探す事ができる機材です。

極細マーカーで印をつけます

 1点でバランスの取れる箇所をみつけ、極細マーカーで印をつけます

グルー充填器(ゴルフギャレーヂ製)

グルー充填器

 特殊ノズルでグルーを充填

重量調整、重心位置の変更、ヘッド内部の異音取りが可能です。
また充填だけでなく抜き取りもおこなう事が出来ます。

ヘッド内部にグルー

 ヘッド内部にグルー(熱可塑性粘着材)を流し込んでいます